ドイツ発ビーントゥバーチョコレート・コップナーのミニタブレットを食べ比べ
コップナーは1993年創設のドイツのチョコレートブランド。
ルフトハンザ航空のファーストクラスで提供されているチョコレートです。
創設者のオリバー・コップナー氏は、世界中を旅して理想のカカオを探し求める情熱家。
今回ご紹介するシングルオリジンチョコレートは、単一産地のカカオ豆を使用しています。カカオ豆の選定、焙煎から自社工場で行うビーントゥバーチョコレートを、手頃なミニサイズで食べ比べしました。
全部で4種類ある中、エクアドルとドミニカを選びました。
パッケージからもこだわりが感じられます。文章と写真は同じかと思いきや、それぞれ違うものです。
パッケージ内側のQRコードを読み取ると、こちらの動画が現れました。
Kakao gegen Armut - Mit Oliver Coppeneur in Nicaragua
カカオ豆と真摯に向き合うコップナー氏の様子がうかがえますね。
タブレットは透明の袋入りでカカオポッドの繊細なモールディングが見えるのが素敵です。
エクアドル 72%カカオ
フローラルの香りが華やかに広がります。なめらかな口どけがとてもエレガント。
マスカットのような柔らかい甘みとほんのりハーブの香り、すっきりとした後味です。
ドミニカ 70%カカオ
きりっとシャープな印象の香りから、スモーキーさと力強い苦みが続きます。
キャラメルのようにゆったりとなめらかな口どけ、ミルクココアを飲んだ後のような心地よい余韻があります。
2種類を食べ比べてみると、パッケージのカカオの色が味のイメージ通りでした。
エクアドルは春夏の青空、ドミニカは秋冬の夜空が似合うイメージです。
ちなみに、タブレット自体の色もドミニカのほうがダークトーンです。
コップナーは日本に常設店がなく、バレンタインシーズンを中心に入手することができます。
珍しいドイツのビーントゥバーチョコレートはカカオへのこだわりが伝わる味わいです。産地ごとの違いを感じてみてください。