キャラメルとショコラのマリアージュが楽しめるコフレ・ボナ【サロン・デュ・ショコラ2018】
2018年も残り僅か。当ブログは今年、数ヶ月お休みしている期間がありました。その前後にアップできなかった記事を忘備録としてアップしていきたいと思います。
チョコレートの記事が多いので、年明けから始まるバレンタインシーズンの参考になれば幸いです。
フランスの老舗ショコラトリー、ボナ
ボナはフランス・ヴォワロンにある1884年創業の老舗ショコラトリーです。
ビーントゥバー(カカオ豆の焙煎から自社で行うチョコレート)が世に認知されてしばらく経ちますが、ボナは創業当時からビーントゥバーのチョコレートを作り続けているブランドです。
今では一般的になった単一産地(シングルオリジン)のタブレットをいち早く発表し、ボナといえばまずタブレットを思い浮かべる方が多いと思います。
日本に直営店はなく、代々木公園近くにあるビーントゥバーの専門店カカオストアでタブレットの取り扱いがあります。
東京のサロン・デュ・ショコラには毎年出店があり、今年はこちらを購入しました。
(ボナのタブレットは他でも入手できる機会があるので、サロン・デュ・ショコラではボンボンショコラを選ぶことが多いです。)
コフレ ボナ
淡いピンク色のボックスはシルバーのロゴ入りでモダンな印象です。ソリッドな正方形のボンボンショコラはビターとミルクの2種類が4粒ずつ入っています。流れるようなラインが春らしく美しいデザインです。
外側のチョコレートは柔らかいキャラメルを包むのにちょうどいい厚みで、ひと口いただくと中からキャラメルが溢れてきます。
右はなめらかな口どけのクリーミーなビターチョコレートの中に、バターがしっかりきいたとろけるキャラメルがたっぷり。ビターチョコレートとキャラメルの相性のよさを改めて実感できます。コーヒーのような苦みのある余韻が残ります。
左のミルクチョコレートはかなり甘いものを想像していただきましたが、いい意味で予想を裏切られました。ミルクチョコレートの乳が際立ち、バターのきいたキャラメルと合わさるとクリームチーズのような風味になります。甘さはかなり控えめでダークミルクチョコレートのカカオの余韻が続きます。意外性のある味です。
もうすぐ始まる!サロン・デュ・ショコラ2019
ステファン・ボナ氏に今年はお目にかかれませんでしたが、数年前会場でお話しした際の柔らかい眼差しは忘れられません。
2019年のサロン・デュ・ショコラではハチミツとヌガティーヌを使用した新作タブレットなどが登場します。
テイクアウトメニューのブロシェット フレーズ オ ショコラがとても楽しみです!
参考までに、今年はこのようなイチゴのチョコレートディップをいただきました。熱い会場内でさっぱりクールダウンできてよかったです。
サロン・デュ・ショコラ東京会場2019年の会期は1月22日(火)から29日(火)までです。(初日はエムアイカード会員限定)
公式サイトにさまざまな情報が更新されていますので、気になる方はぜひチェックしてください。