石神井公園・ブロンディールで楽しめるフランス菓子
西武池袋線の名店・ブロンディール
久しぶりにブロンディールへ行ってきました。西武池袋線石神井公園駅から徒歩10分程、閑静な住宅地を通り抜けたところにそのお店はあります。
外観や内観はもちろん、パッケージやかかっている音楽、並んでいる美しいお菓子、全てがパリのパティスリーにいるような気分にさせてくれます。
定番のフランス菓子を楽しめるケーキ
ゆっくりじっくり選んだケーキはこちらのふたつ。どちらも定番のフランス菓子で、見つけると嬉しい2品です。
サンマルク
見た目も構成もシンプルなサンマルクは、そのお店ごとの特徴が楽しめるケーキだと思います。
表面はほろ苦くはかなげな食感のキャラメリゼ。ふんわりとしたバニラムースはしっかり甘く、チョコレートムースはなめらかでほろ苦く、絶妙なバランスです。
タルトレット・オ・シトロン
しっかり酸味があるタルトシトロンが好きで見かけるとついつい買ってしまいます。前回の記事でもやはりこちらを選んでいますね。
ふんわり弾力があるメレンゲの表面はほんのり焼かれています。その下には濃厚でキュンと酸っぱいレモンクリームが入った、しっかり焼き上げられたタルト。
メレンゲの甘み、レモンクリームの酸味、タルトのバターの香り、そしてそれぞれの食感が楽しめます。
誰かにプレゼントしたくなる焼菓子
ケーキのショーケースと向かい合う形で、壁側の棚には焼菓子が充実しています。焼菓子好きにはたまらないラインナップで、こちらもじっくり選びましたがやはりシンプルなものに落ち着きました。
サブレ ナンテール
ロワール地方ナントのサブレ。小ぶりなサイズで花形をしています。しっかり焼き上げられた硬めの生地はバターの風味がしっかり。サクサクとほどけるような食感です。甘さは控えめでシンプルに素材の味わいが伝わってきます。
ヴィジタンディーヌ
修道女を意味するヴィジタンディーヌ。フィナンシェとほぼ同じ焼菓子です。こちらのものは焼き色が淡く、アーモンドの香りがしっかりと。縁がカリッとしていて中はじゅわっとバターを感じます。
焼菓子はバラ売りの他にさまざまな形のギフトがあります。特に缶入りのパッケージが素敵で、あの人にあげようかな…なんて思いを巡らせるのも楽しいです。
フランスのパティスリーはケーキや焼菓子以外にヴィエノワズリー(パン)、ショコラ、マカロンなどが揃っているスタイルが一般的だそうで、ブロンディールはまさにそのスタイルを貫くパティスリーです。ケーキと焼菓子以外のものも徐々に試していきたいです。
次は何を食べようか、今から次回の訪問が楽しみです!