行列必至のお菓子が食べられる!カフェ ソウセキ
漱石山房記念館にあるブックカフェ
2017年9月にオープンした新宿区立漱石山房記念館にあるカフェ ソウセキへ行ってきました。
新宿区は、夏目漱石が生まれ育ち、その生涯を閉じたまちです。漱石が晩年の9年間を過ごし、数々の名作を世に送り出した「漱石山房」のあった地に、漱石にとって初の本格的な記念施設を整備します。
カフェ ソウセキは記念館の入口にあり、記念館へ入場しなくてもカフェだけ利用することができます。
窓際にハイチェアのカウンター席と、テーブル席が並んでいます。土曜日の午後、テーブルはほとんど埋まっていました。
お天気がいいと外の光が窓からたっぷり入ってきて、明るく気持ちよい空間です。
黒猫モチーフがいたるところにあり、猫好きにはたまらないです!オリジナルグッズも可愛いものがたくさんありました。
セルフサービスで、カウンターで注文して先に支払いを済ませます。
思わず目移りしてしまうこだわりのメニュー
メニューはどれもこだわりの逸品が揃っていて、オーダーするのに迷ってしまいます。
今回は売り切れでしたが、銀座の有名店・空也の最中がいただけます。なかなか手に入らない空也の最中、運良く出会えたらオーダーするのがおすすめです!
バターケーキ
広島にある長崎堂というバターケーキ専門店のバターケーキです。
思いのほか大きなカットで提供されたバターケーキは、スポンジケーキのようにみっちりときめが細かい、ふくふくとした生地。
濃厚なバターの香りとカステラに似た甘みがしっかり。しっとりしながらもふんわりとした食感でいくらでも食べられそうです。
柿アイスクリーム
夏目漱石が好んだ、こちらも広島の名産である祇園坊柿を使用したアイスクリームです。
素朴な食感のミルクアイスに柿の果肉が混ざっています。祇園坊柿のメロンのような風味がミルクの風味と溶け合い、優しい甘みが感じられます。
アイスカフェラテ、アイスコーヒー
コーヒーは宮内庁御用達である珠屋小林珈琲謹製の豆を使用。ほんのり心地よい酸味がある深煎りのコーヒーは、束の間の贅沢な気分を味わえます。
ちなみに、紅茶はフォートナム&メイソン、ほうじ茶と抹茶は上林春松本店のものをいただけます。こだわりのセレクトでどちらを選ぶか迷ってしまいますね。
カフェ利用だけでも価値あるひとときに!
その後調べたところ、いただいた長崎堂のバターケーキは広島市中区の店舗のみで販売されていて、行列必至のお菓子だったことが判明しました。
空也のもなかがないからバターケーキ、と注文しましたが、関東に住んでいる限りはなかなか食べる機会がないものだったので、いただくことができてよかったです!
建物自体がきれいなうえに、ゆったりと過ごせる雰囲気だったので、また機会を作って再訪したいと思います。
ちなみに、今回は草間彌生美術館(YAYOI KUSAMA MUSEUM 草間彌生美術館)の帰りに立ち寄りました。徒歩2〜3分の場所にありますので、草間彌生美術館と共に訪れてみてはいかがでしょうか。