伊勢丹新宿店フランス展にて再会!ジェラール・ミュロ
ジェラール・ミュロは1976年創業のパリに本店があるパティスリーです。
以前は日本にも店舗がありましたが、経営元の倒産により数年前に撤退しています。まだ日本に高級パティスリーやショコラティエが少なかった1999年に日本の店舗をオープン。本場の味が楽しめるパティスリーは自宅用にもプレゼント用にも重宝し、家族ともどもファンでありました。
2016年に創業者のジェラール・ミュロ氏は引退。フォションなどで活躍したファビアン・ルイヤール氏が現在のオーナーパティシエです。ロゴも明るいピンク色のモダンなデザインになって、時の流れを感じます。
伊勢丹新宿店で開催されていたフランス展にて久しぶりにジェラール・ミュロのケーキをいただくことができました。
ショーケースの上にはマドレーヌとフィナンシェも。次がいつになるかわからないので、こちらも迷わず購入です。
苺のタルトレット
つやのある苺が美しい、小ぶりなタルトレット。フランスのフィガロ誌で「パリで一番おいしい苺タルト」と評されたとか。タルトレットはさくさくのパイ生地です。苺に塗られたナパージュは、ほんのりピンク色で苺がより一層鮮やかに。パイ生地とカスタードクリームの相性がよく、苺のジューシーさを際立たせます。
苺のシュー・ア・ラ・クレーム オレンジの花の香りを添えて
シュー生地、クリーム共に苺のシュークリームです。シュー生地がここまで鮮やかな色をしているのは珍しいですね。クリームは苺のホイップクリームで、甘みがしっかり。オレンジの花の香りはほんのり、さわやかさをプラスします。
マドレーヌ
ぷっくりとしたマドレーヌは生地自体の色が濃いです。レモンの風味がふんわりと。少しぱさついているような食感だったのでいつかまたもう一度試してみたいです。
フィナンシェ
焼き色がしっかりついているフィナンシェ。外側はカリッと、中はもっちりとした生地はアーモンドの風味がしっかり感じられ、こくのある甘みが広がります。
久しぶりにジェラール・ミュロを堪能でき幸せなひとときでした。
もし次の機会があれば、大好きだったチョコレートケーキとマカロンを味わってみたいです。