西武池袋線の名店アルカションのチョコレートと日本ではここだけの焼菓子
アルカションは西武池袋線保谷駅の近くに本店があるフランス菓子店です。都心からは離れていますが、遠方からこちらのお菓子を求めに足を運ぶファンも多いです。
今回はチョコレートと焼菓子をいただきました。チョコレートの箱のクラシカルなデザインは手みやげにも喜ばれそうです。
数種類あるチョコレートから、好きなものを選んで箱に詰め合わせられます。
左 ゲランドの塩のミルクチョコ
なめらかなミルクチョコレートガナッシュは繊細ながらしっかりとした塩加減です。ふくよかな甘い余韻の中にふわっとカカオの香りが。
右 アプリコットのゼリー
ビターチョコレートの中にアプリコットのゼリー、上に薄くガナッシュが見えます。ガナッシュはナッティなビター。ジューシーなアプリコットとの相性抜群です。
左 スパイスのガナッシュ
まろやかなビターガナッシュはアニスのようなスパイスの香りがほんのり。洋酒がきいていて、見た目より甘みを感じます。
右 苺のゼリーとバジルのガナッシュ
アプリコットのゼリーよりガナッシュの層が厚く、半分ずつゼリーとガナッシュが入っています。バジルのフレッシュな香りが強く、お皿に盛りつけられたデセールのよう。苺という素材の懐の深さを感じました。
日本で作ることが許されているのはアルカションだけ！
シェフの修行先であるボルドー「マルケ」の特許商品デュネットは、日本ではアルカションでのみ作ることを許可された焼菓子です。
デュネット
ソフトな食感の生地の中には、アーモンドや松の実、コニャックを使用したペーストが入っています。原材料は小麦粉・卵・バター・チョコレート・アーモンド・松の実・コニャックのみ。日本人がイメージするフランス菓子とはひと味違う、昔から地元の人に愛される地方菓子特有の素朴な美味しさが楽しめます。(お酒がきいているのでアルコールに弱い方やお子さんには不向きです)
賞味期限近くになると生地はしっとりとしてペーストとの一体感が増し、より深みのある味わいが楽しめますので長く少しずついただくのがおすすめです。
フランス菓子店らしく、生菓子から焼菓子、パンまで揃った店内は見ているだけでわくわくしてきます。
今度は店内でケーキをいただきたいと思います！
