【サロン・デュ・ショコラ2018】美味しいテイクアウトいろいろ!
サロン・デュ・ショコラ東京会場では、毎年様々なブランドからテイクアウトのメニューが販売されています。チョコレートのお買い物の合間に休憩がてらいただくのがいつも楽しみです。
今年も大人気!ジャン=ポール・エヴァン
新宿伊勢丹に店舗があり、サロン・デュ・ショコラに欠かせないジャン=ポール・エヴァン。毎年イートインには長蛇の列ができます。
今年は葉巻型のフォルムが話題のショコラ ロブストをいただきました。
チョコレート色のシガレット生地にガナッシュを詰めています。味は2種類あり、私はフュメ キューバという燻製の香りがするものを選びました。
並んでいる間に作られている様子が見られます。
サクサクのシガレット生地に、ふんわりとしたクリーム状のガナッシュがたっぷり入っています。なめらかなビター感に燻製の香りがふわっと広がり、お酒と合わせたくなりました。
老舗ブランド・ボナはフレッシュな苺のチョコレートがけ
1844年創業、フランスの老舗ブランド・ボナ。ここ数年流行しているBean To Barの先駆けで、産地別のタブレットの種類が豊富です。サロン・デュ・ショコラには毎年参加しています。
ボナからはとちおとめにチョコレートをかけたブロシェット フレーズ オ ショコラが登場しました。このためにブレンドされたチョコレートはミルクとビターが選べます。ビターチョコレートがけをいただきました。
フレッシュな苺ととろりとしたチョコレートが贅沢な気分に。甘くどっしりとしたメニューが多い中、さっぱりといただける貴重な1品です。
アンリ・ルルーは塩キャラメルとチョコレートが一緒に楽しめる
アンリ・ルルーからは得意の塩キャラメルを使ったフォンダン・キャラメルC.B.S.。塩キャラメルソフトクリームのトッピングができますので、迷わずのせていただきます。
下のフォンダンショコラが熱々で、なめらかなソフトクリームはあっという間に溶け始めます。
ほんのり塩気がある香ばしいキャラメルソフトクリーム、見た目より意外とさっぱりしています。底のフォンダン・キャラメルは濃厚なショコラとキャラメルが混ざり合い、ナッツがアクセントに。
熱い会場でクールダウン、明治のカカオドリンク
カカオ豆からチョコレートを作る過程を紹介したブースが充実していた明治では、カカオパルプを使用したエクアドルカカオドリンクが。
白いカカオパルプジュースの底にチョコレートペーストが入っています。最初は混ぜずにパルプの味を楽しみ、その後混ぜて味の違いを楽しみます。
パルプ部分はアロエや白ぶどうのようなさっぱりとしたお味で、買い物でヒートアップした後のクールダウンにぴったりでした。チョコレートペーストはそのままだととろりと濃厚で、ジュースと混ぜながらいただくと適度に薄まります。
今年最後?!ル ショコラ ドゥ アッシュのタルト
今年最後!の文字を見て買うしかなかったのはル ショコラ ドゥ アッシュのタルト オ ショコラ。おなじみ辻口シェフのブランドです。
カカオ分80%のチョコレートを使用したムースを生地に加えて焼き上げたタルトです。ハート型のキャラメルは焼きたてのタルトの熱でなめらかになっていました。
厚みがあり見た目より食べ応えがあります。中央はムースがとろけて、幸せいっぱいの濃厚さ。
タルト オ ショコラのこの形が最後なのか?味が変わるのか?来年が楽しみですね。
ナオミミズノのチョコマニアは大人のためのチョコソフト
京都・福知山にショップを構えるナオミ ミズノ。2007年ワールド・チョコレート・マスターズ優勝など実力派のシェフです。チョコマニアというソフトクリームをいただきました。
色は明るめですがしっかり濃厚なカカオの風味で、甘さは控えめ。メイプル味のコーンがよく合います。お値段もサイズもお手頃で、混んでいる会場内でもさくっと食べられるのがありがたいです。
今から来年のテイクアウトが楽しみ!
今年はサロン・デュ・ショコラへ2回行きましたがやはり食べたいもの全ては食べられず…気になっていたセバスチャン・ブイエのホットサンドショコラや毎年買っていたクリオロのフォンダンショコラを買い逃したのは残念でした。
そうやって毎年課題を残したほうが翌年の楽しみにつながると信じ、また今から来年のサロン・デュ・ショコラが楽しみです。