焼き菓子専門店マモン・エ・フィーユ、寒い時期にぴったりのケーキ
今年の夏に焼き菓子専門店をオープンしたマモン・エ・フィーユ
7月に神戸御影に工房を兼ね備えたショップをオープンしたマモン・エ・フィーユ。
お母様の手作り焼き菓子で育った娘さんがフランスで培った経験を活かして、美味しい焼き菓子の専門店をオープンしました。
なかなか手に入らない話題の焼き菓子をいただいたので、少しずつ大事に食べながらご紹介しています。
寒い時期にぴったりのケーキ2種類
今回はこちらの2種類。マロングラッセケーキとブランデーケーキ フレンチブランデーです。
ブランデーケーキ フレンチブランデー
シンプルなバターケーキがブランデーを含んでひたひたとしています。中心にそのまま残るケーキそのものはカステラのようにふんわり、優しい甘さ。ブランデーに浸っている部分は甘みが強く感じます。食べる部分のバランスによって表情が変わる楽しみがあります。
フレンチブランデーと明記されていますので、もしかしたら他の産地もあるのでしょうか?あるとすれば食べ比べも楽しめそうです。
マロングラッセケーキ
ブランデーケーキよりひとまわり小さなサイズでやや厚め。ごろごろとしたマロングラッセのかけらが見え隠れしています。それだけではなく、生地自体にもマロングラッセペーストが練りこまれていて、ケーキだけでもまるでマロングラッセのような重みのある味。しっとりと甘いマロングラッセが重なり、うっとりするような美味しさです。
個人的に栗を使用したお菓子があまり得意ではないのですが、こちらはもっと食べたいと思わせられました。
マモン・エ・フィーユのお菓子は発酵バターを使用していて、そちらが味の要になっているのを感じます。
今回もブランデーやマロングラッセといった風味の濃いものを使用していますが、発酵バターの香りは常に失われず感じられます。
寒い時期にはこういったケーキをコーヒーと共にゆっくりいただきたいですね。
マモン・エ・フィーユのシリーズ、まだまだ続きます。