ベルギーより初上陸、期待のブランド マレーン・クーチャンス【サロン・デュ・ショコラ2018】
いよいよ明日からサロン・デュ・ショコラ2019一般会期が始まります。正確には本日、カード会員のみ入場できるプレオープン日なので既に始まっていますね!これから行かれる方、今年も楽しみましょう。
昨年のサロン・デュ・ショコラの記事でアップしていなかったものを今更ながら公開しますので、今後の参考にしていただけると幸いです。
サロン・デュ・ショコラ2018で初上陸、マレーン・クーチャンス
マレーン・クーチャンスはベルギー・ゲントのショコラティエです。ザ・ペニンシュラ香港でシェフショコラティエを務めた経歴の持ち主で、数々の受賞歴もある実力派。日本には2018年のサロン・デュ・ショコラで初上陸を果たしました。
ちなみに、日本における販売元は千寿せんべいでおなじみの京菓子處 鼓月。京菓子店がチョコレート市場に本格参入するにあたって選んだのがマレーン・クーチャンスでした。
カカオポッドに見立てたフィンガープリント(指紋)がブランドロゴに用いられています。文字もそれに合わせてかすれたようなプリントに。最初は自分の不注意でかすれてしまったのかととても焦りました…元々こういったデザインです。
初めてのブランドなのでいちばん小さなショコラアソート4個入り(フルーツ)を購入しました。直径3cm、厚さは5mm程の円盤型が3種類と同じくらいのサイズのハート型が1種類入っています。
(左) フィンガープリント
コーヒーを加えたヘーゼルナッツのプラリネをダークチョコレートでコーティングしています。ザクザクと粗いプラリネとヘーゼルナッツの香ばしい香りをコーヒーとダークチョコレートの苦みが包みます。表面はロゴになっている指紋モチーフのホワイトチョコレート。まるでヘーゼルナッツシロップを使ったラテのようです。
(右) ゼブラ
ホワイトチョコレートベースのバニラガナッシュをダークチョコレートでコーティングしています。2種類のバニラをブレンドしたガナッシュはなめらかで奥深い香り。ダークチョコレートが引き締め、すっきりとした苦みが残ります。
(左) レッドハート
ブラックベリーのゼリーとガナッシュをホワイトチョコレートでコーティングしています。ゼリーとガナッシュは柔らかく混ざり合い、上品な味わい。ホワイトチョコレートの甘みが加わり、ベルギーチョコレートらしいしっかりとした甘さがあります。
(右) クレームブリュレ
バニラクリームのガナッシュをミルクチョコレートでコーティングしています。表面のキャラメリゼされた砂糖がアクセントに。ガナッシュはキャラメル色でほんのりクレームブリュレのような香ばしさ。ミルクチョコレートが甘すぎず、キャラメルガナッシュとの一体感があります。
2019年の新作にも注目!
全体を通して、ガナッシュのなめらかさと口どけの良さが印象的でした。構成にこだわり、さまざまな味を表現する正統派のベルギーチョコレートです。
2019年の新作は塩キャラメルやジャンドゥーヤといった定番からラムやスコッチを使用した大人向けの味、山椒を使った個性的なものまで気になるラインナップが揃っています。
サロン・デュ・ショコラやバレンタイン催事でいくつか出店がありますので、見かけたらぜひチェックしてみてください。
【2018】マレーン・クーチャンス|サロン・デュ・ショコラ日本公式サイト
待望の日本再上陸!ベルギー発ショコラティエ・マレーン クーチャンス | 京菓子處 鼓月 京都からこだわりの和菓子をお届け致します