塩キャラメルが人気の注目ブランド・セントーのチョコレート
美しいブルーのパッケージが目印、セントー
ベルギーの首都ブリュッセルから約15km離れたフランダース地区テルビュレンにあるセントー。
2017年のバレンタイン催事で初めて購入しました。今回はセントー セレクション6を購入。セントーのチョコレートは美しいブルーの箱で統一されています。さまざまな個数の詰め合わせがありますが、それぞれ入っている種類が変わってくるので悩んでしまいます。(大きい箱を購入すれば悩まずたくさんの種類を食べられますが…)
セントーのチョコレートはガナッシュの中心にジャムの薄い層を挟むことでフレーバーをプラスしているところが特徴的です。断面の写真を見るとうっすら層になっているのがおわかりいただけるかと思います。手の込んだ作りが日本人の感覚にマッチしているのかもしれません。
(左) パッションフルーツ
ベトナム産カカオのミルクガナッシュでパッションフルーツのジャムをはさんでいます。キャラメルのようなコクのあるガナッシュはなめらかな口どけ、パッションフルーツの酸味が際立ちます。
(中央) フラゴラ
マンダリンオレンジピール入りのマダガスカル産カカオのビターガナッシュでストロベリーのジャムをはさんでいます。フルーティーな酸味のあるチョコレートとストロベリーは相性がいいです。ピールの苦みの余韻が広がります。
(右) アールグレイ
新作のこちらはベネズエラ産カカオを使用したアールグレイのガナッシュ。まろやかなミルクガナッシュですが、ベルガモットとアクセントのレモングラスの香りが強いです。
(左) モヒート
キューバ産カカオを使用したミントのガナッシュでカラマンシーという柑橘のジャムをはさんでいます。レモンとライムを合わせたような酸味とほろ苦さがあるカラマンシーの奥底にミントの香りが続きます。後味はまさにカクテルのモヒートのよう。
(中央) 塩キャラメル
セントーといえばこちらの塩キャラメル。塩キャラメルのみの4個入りが販売されるほどの人気です。コスタリカ産カカオを使用したチョコレートで塩キャラメルを包んでいます。なめらかなチョコレートとキャラメルが溶け合い、塩気を強めながらミルクのふくよかさに移り変わり、すうっと消えていきます。キラキラとした大粒の塩のアクセントが光ります。
(右) セントーダーク
イタリア産ヘーゼルナッツのプラリネをベネズエラ産カカオを使用したダークチョコレートでコーティングしています。ざくざくと粗い食感のプラリネは焦がしキャラメルのような風味で、チョコレートと合わさると深煎りコーヒーのような香りがします。
リーズナブルにベルギーチョコレートを楽しめる
セントーのチョコレートは他のブランドと比べてお手頃な価格設定でありながら、パッケージや紙袋は上質なものを使用していて、もちろんチョコレートもちゃんと美味しい、チェックしておくと損はないブランドです。ギフトにも自分用にも、使い勝手がいいと思います。
バレンタイン催事でしか手に入らないので、見かけたらぜひチェックしてみてください。